不用品回収の見積もり時に意識したいポイントとは
不用品回収を考えておられる場合、かならず見積もりを取ることをおすすめします。
見積もりを取らないと、言った、言わないのトラブルに発展することもあります。
それでは、見積もりはどのように取ってもらったらいいのか、見積もり時に注意すべき点は何か、ご紹介します。
ポイント5つ
①見積もりだけでお願いする
まず、見積もりを取ってもらうために、リサイクル業者や、不用品回収業者に連絡しますよね。
電話で連絡する際は、これといって今日すぐに処分しなければならない事情がないのであれば、見積もりだけでお願いしてください。
見積もりだけでお金がかかる業者ならやめておけばいいですし、
見積もりに難色をしめす業者は、怪しい業者ですから利用しないことをおすすめします。
見積もりだけでも気持ち良く来てくれる業者に依頼しましょう。
それでも、見積もりだけと言ってきてもらったのに、今すぐに契約を迫ってくるかもしれません。
あまりにしつこいようなら、契約しませんと断りましょう。
多少は、相手も仕事なので、すぐに契約をしてもらいたくて営業トークをするかもしれませんね。
②一般廃棄物運搬収集許可などを持っているか
見積もりを取っている段階で、どんな企業なのか尋ねてみましょう。
一般廃棄物運搬収集許可を持っているかどうかが、一応の目安になります。
一般廃棄物運搬収集許可、産業廃棄物運搬収集許可、買取サービスもしているなら古物商など、不用品回収業者が持っておくべき資格はいくつかあります。
〇買取や回収した品物がどのようなルートをたどるのかを確認
さらに、資格以外にも、買取や、回収をした後の品物がどのようなルートを辿るのか尋ねてみてください。
不用品回収業者の内、きちんとした業者であれば、回収した後リサイクルされて販売される、売れないものは廃棄処分されるなど、教えてくれるはずです。
教えてくれない業者は、怪しい業者なので取引してはいけません。
契約前に確認することが大事です。
ちなみに、悪徳不用品回収業者は、資格や許可を持っておらず、法外な値段で不用品を回収し、しかも回収した物を不法投棄することもあります。
トラブルに巻き込まれたくないのであれば、悪徳業者には、絶対に関わってはいけません。
③ネットで口コミを調べてみる
見積もりを取る段階で、口コミを調べてみましょう。
必ずしも口コミがあるとは限りませんが、地元でも有名な会社なら、誰か利用したことがあるはずですよね。
知名度が全くない、個人のトラックで回っている不用品回収業者は口コミもないでしょう。
口コミの全てを当てにすることはできませんが、参考にすることはできます。
④見積書がわかりやすいか
見積書を作成してもらったら、一通り目を通しましょう。
わかりにくい項目はありませんか?
わかりにくい項目があったら、必ず質問してください。
どのような根拠で、見積もり金額になるのか説明してもらうことが必要です。
見積書の書き方は、業者によって違います。
そのため、わかりにくいのですが、きちんとした誠実な業者ならば、わからないことについては説明をしてくれます。
⑤口約束は、トラブルの元
・いつ作業をするのか
・何時にくるのか
・荷物はどこまで増やせるのか
・どの程度増えれば別料金になってしまうのか
など細かいところまで見積書に書いてあると、業者とのトラブルを極力避けることができます。
口約束はトラブルの元なので、絶対にしないように気をつけましょう。
まとめ
悪徳業者は、不用品を高額で回収し、回収した不用品を空き地に不法投棄するなど、トラブルを各地で引き起こしています。
許可のない業者を選ばない、連絡先がわからない業者はやめておくなど、依頼者の側にもできることはあります。
見積書を作成してもらう段階で、おかしなところがあったら、契約そのものを見合わせるか、考えてみてください。